「国際薬膳調理師」とは、中医学の知識をふまえて薬膳料理を作ることができることを証明できる資格です。資格を与えるのは、中国政府の認可をへて登録された「中国中医薬研究促進会」というところです。国際薬膳調理師の受験資格を得るには、2つの下位資格を取得する必要があります。初級資格にあたる「薬膳アドバイザー」と、中級資格である「薬膳インストラクター」です。この2つの資格は通信講座でも取得することができますが、国際薬膳調理師を受験するには学校やセミナーに通う必要があるようです。

取得すれば仕事に直結する類の資格ではありませんが、取得すればこそできる仕事があります。表参道の頭皮マッサージの効果があるので私が例として挙げられるのは、下位資格向けの指導です。薬膳アドバイザーおよび薬膳インストラクターの数は増えてきているので、その上位資格である国際薬膳調理師を取得したいと考える人も多いでしょう。また、すでに調理師や栄養士の資格、料理研究家の肩書を持っていると仕事の幅がひろがります。飲食店のシェフも同様で、”薬膳料理を提供できる店”として美容と健康に気をつかっている方をターゲットにビジネスを展開できるでしょう。

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